こども平和塔
戦後の混乱の中で生きることの目標を もつことの大切さを考え、こどもたちの手による こどもたちのための“こども平和塔”の建設に着手しました。
昭和22年より7年間をかけて全国の児童生徒が、古新聞・こづかい銭を集めて出来上がり、以来、毎年夏に、こども平和塔建立を記念した「こども平和まつり」を開催しています。
世界の平和は人類愛から、人類愛の育成はこどものときから、これがこども平和塔建設の理念です。
こうして建設された“こども平和塔”には、『戦争の痛手をきびしくうけた、わたくしたち日本の少年少女は、人類永遠の平和をねがうやむにやまれぬ心のしるしとして、ながいあいだかかってこの塔をたてました』と こどもたちの言葉が刻まれ、塔の上部には平和のシンボルである3羽の鳩が舞っています。
なお この塔は、昭和29年7月8日に完成し、その日に東京都に寄贈されています。